年齢や性別を問わず多くの方が腰痛で悩んでいます。

その原因は様々ですが、その中から代表的なものをこちらでご紹介いたします。

 

睡眠中に無意識にしている「歯の噛みしめ」が、腰痛の原因のひとつとして挙げられます。

 

これは精神的なストレスと関係が深いといわれていますが、

歯をぐっと噛みしめることによって「脊柱起立筋」という背中の筋肉が緊張し、

それによって背骨が影響を受けて歪んでしまいます。

睡眠中に起こっていることなので気がついていない方が多いと思いますが、

寝起きに肩や首がこっているような場合は、

睡眠中に奥歯を噛みしめている可能性が大きいです。

座ったままの姿勢が長く続くデスクワークは腰に負担がかかりやすく、

骨盤が反るようなかたちもしくは丸まった状態で固まります。

 

肩、首、背中の筋肉である「僧坊筋」や「脊柱起立筋」が緊張すると、

背骨は筋肉の影響を受けてS字カーブが保てなくなります。

そこから骨盤や腰椎が歪み、腰の不調へと繋がります。

 

ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどの重い症状が出てしまうと、

座ることさえ困難になり仕事に影響が出てしまいます。

 

そうならないように早い段階のうちに整骨院で骨盤矯正をするなどして、

腰痛の原因を取り除いておくことをおすすめします。

年齢に関係なく、体自体の老化により筋肉が弱まってくることがあります。

腹筋の力により骨盤は支えられていますが、

その腹筋の力が弱まると逆に背中の筋肉が緊張してしまいます。

そこから骨盤が影響を受けて歪みが発生します。

 

他にも、太ももの筋肉のゆるみによってふくらはぎが影響を受け、

「大腿骨」と関係する骨盤が引っ張られてしまい、歪みが生じます。

 

筋肉と骨は密接に繋がっているので、

筋肉の過度な緊張は一方にゆるみをもたらしたり、

逆にゆるみがもう一方に緊張をもたらしてしまうなどの影響を与え合っています。

 

バランスの良い筋肉を維持することや、

体の歪みを改善していくことは腰痛をやわらげることに繋がります。

 

当院ではそういった面からの根本的改善をお手伝いいたします。